Software Design(7月号)のDevOpsの掲載
「DevOps」とは
- Dev(Development:開発)
- Ops(Operation:運用/保守) をくっつけた造語
開発担当と運用/保守担当が密に情報共有し、共通の目的に向けて互いの理解を深め
- リリースサイクルの短縮
- システムの安定稼働
- ひいてはビジネスへの貢献をするために継続的に取り組むこと を言う
2009年にO'Reilly主催のVelocityというイベントで発表された資料から「DevOps」という言葉が生まれた
6つの重要なポイント
(1)インフラストラクチャ構築の自動化 従来は手作業で行っていたインフラストラクチャー構築や変更作業をコードで定義し、自動化すること Dockerfile,Terraform,Ansible
(2)バージョン管理 開発者と運用者で、共通のバージョン管理システムを使用する Git,Subversion
(3)ビルドやデプロイの自動化 繰り返し行う定型作業は、手順書など使い手動で実行するのではなく、自動化する
(4)フィーチャー(機能)フラグ運用 フィーチャートグルとも言う 開発した新しい機能にフラグをつけておき、一部のユーザーにだけ試してほしいときに活用する
(5)指標(メトリクス)の共有と評価 ダッシュボードなどで、指標の結果をプロジェクトの各ステークホルダと共有し、評価することが必要
(6)通知ボット ビルドやデプロイ、新しいバージョン、バグ報告など共有するために、ボットを用いて通知を自動化する
組織の文化を作り上げるための4つの心がまえがを唱えている
(1)互いに尊敬する
(2)互いに信頼する
(3)互いに仕事を任せ合う
(4)相手を非難しない